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いけした女性クリニック銀座(東京都) 池下育子先生

銀座一丁目駅からは徒歩1分、銀座駅からも徒歩3分という雨の日も苦にならない距離のオフィスビルにあるいけした女性クリニック銀座。ブランドショップやオフィスビルが軒を連ね、平日も多くの女性たちでにぎわう銀座には、今でこそレディースクリニックも増えましたが、今年で開院16年を迎える同院はその先駆けともいえる存在です。
今回、お話を伺ったのは同院院長の池下育子先生。女性誌などにもたびたび登場され、女性特有の病気や症状について優しくアドバイスをされている姿を目にしたことがある方も多いのでは? 働く女性の強い味方・池下先生に、生理痛(月経痛)について話を聞きました。

受診する患者さんの中心は働く若い世代です。


池下 育子
(いけした いくこ)先生
帝京大学医学部卒業。東京都立築地産院産婦人科勤務を経て、1991年同産院の医長に就任。翌1992年、いけした女性クリニック銀座を開業。心のケアにも積極的に取り組んでおり、心と体の不調に悩む女性のアドバイザーとして、働く女性を中心に大きな支持を得ています。女性誌などでも活躍中で、著書も多数。

「当初は更年期を迎える女性たちの受け皿になり、同時に自分もその人たちと一緒に年を重ねていけたらと思って開院しましたが、実際に開院して診察をはじめてみると、オフィス街でもある銀座という土地柄、患者さんは20代から30代にかけての働く若い世代が中心でした」とおっしゃる池下先生。患者さんは生理痛を主訴に来院するというよりも、勤め先での検診や人間ドックを受け、その結果を受けて来院というケースも多いそうです。

「女性の社会進出が進み、会社の検診などを受ける機会が浸透している結果でもあるのでしょうね。子宮内膜症子宮筋腫など生理痛の原因となる病気を指摘された方が『心配だから…』と来院するケースが多いですし、ここ10年増えているようにも感じます」(池下先生)。

こうした患者さん達のライフサイクルに合わせ、同院では土曜は午後17:30まで、平日も19:30まで、と遅めの時間まで診察してくれる配慮がなされています。

来院する女性たちのなかには、男性と肩を並べて頑張りすぎてしまい、ストレスなどから生理(月経)の乱れを起こしたり、心と体のバランスを崩したりする人も多いといいます。そうした女性に対し池下先生は、丁寧に問診をしたうえで低用量ピルなどを主体とした治療にあたるといいます。

低用量ピルというと、はじめは「え、避妊薬? どうして?」という反応を示される患者さんも多いそうですが、「生理の周期が安定するんですよ」、「生理痛が軽くなりますよ」と伝えたり、生理痛の原因に子宮内膜症がある方であれば、「これは治療薬なんですよ」とお話し、そのメカニズムを解説すると、患者さんも理解し、抵抗なく服用を選択してくださるそうです。
生理痛が改善するばかりではなく、低用量ピルを服用することによって生理のリズムが整うなど、“体の症状”が改善すると、精神の安定にもつながることが少なくないそうです。生理がいかに女性にとって大切なもので、また心とも密接な関係にあるかがうかがい知れます。
「生理は体だけでなく、メンタルな部分にも大きく影響を受けています。ですから、女性として生理がきちんとあること、病気がないことを確認するためにも、定期的な検診を受けてほしいですし、何か不安な症状があるときは相談してほしいですね」。

次は【働くあなた方へ】

いけした女性クリニック銀座

住所
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-4 泰明ビル3F
電話番号
・予約専用24時間対応:03-3562-1950  
・お薬、お問い合わせ:03-3562-1966
(午前は10時〜、午後は15時〜)
FAX
03-3562-1960
診察時間
月・水・金 午前10:00〜12:30(受付9:55〜12:00)
       午後14:30〜17:30(受付14:00〜17:00)
       夜 18:00〜19:30(受付17:55〜19:00)
火      午前9:15〜12:30(受付9:10〜12:00) 
       午後14:00〜15:00(受付13:55〜14:30)
土      午前9:30〜12:00(受付9:25〜11:30) 
       午後14:30〜17:30(受付14:00〜17:00)
日(カウンセリング)※不定休 午前9:30〜12:30(受付9:25〜12:00)
※木曜は休診。
※必ず電話またはインターネットでご予約の上、ご来院ください。都合により休診・時間変更する場合がありますので、ホームページにて診療カレンダーをご確認のうえご来院ください。
ホームページ
http://ikeshitaikuko.com/

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